TESOL 体験記

応用言語学修士号取得 小林 誠 さん
私は2000年より1年半、クイーンズランド大学の修士課程で言語学と英語教授法を学びました。私がオーストラリアでの留学を決意した理由は、低廉かつ高い教育水準、比較的安全で勉強に集中できる環境、そして日本から近く時差が少ないという3点からです。大学院の授業は最低5本から10本の参考文献を読みこなし、授業に備えなくてはならないので大変でしたが、好きな分野を勉強できたので苦にはなりませんでした。特に興味深かったのは、語学学習におけるコンピューターの活用法を考える授業で、各自が実際ウェブサイトを構築する課題もありました。留学を終えて現在は、都内の専門学校で英語を教えています。大学院で学習したことを基礎にしながらも自分なりに改良工夫して、毎日試行錯誤しながら英語をいかに効率よく、学生に教えられるか日々考えながら頑張っています。

TESOL修士課程プログラム在籍  加藤 美枝さん
高校で教壇に立ってきましたが、現在、大学院修学休業制度を利用し、クイーンズランド大学のTESOL修士号取得を目指して勉強しています。

オーストラリアで勉強するメリットは、多様性に触れられることだと思います。クラスメイトの半分以上は留学生で、皆よく勉強しますし、よく助けてくれます。ノンネイティブが頑張っている姿には励まされますし、様々な異文化を丸ごと受け止めるオーストラリアの懐の深さを感じます。大学の先生に対しては、研究者のイメージが強かったのですが、フレンドリーで授業のテクニックも素晴らしく、教室を占める50人以上もの生徒の関心をどうしたらあのように引きつけることができるのだろうと感嘆しました。

コースワークで学ぶことの中には、CALL教材(コンピューター使用教材)や、テスト問題の作成など、職場に戻って即使えるものが沢山あります。また、様々なリサーチ結果は現場の常識を覆すものも多く、これまでの経験重視の偏った視野を広げてくれます。初めは、授業についていくのが本当に大変で途方に暮れましたが、クラスメイトや先生方、また学習面でのサポートをしてくれるStudent Support Serviceの援助に支えられて、今は自信がつきました。これまでは、どちらかというと受け身で言われた課題をこなすのに精一杯でしたが、最近は積極的な姿勢が芽生え、教員の目線で学習内容を咀嚼し、仕事に役立つ栄養に変えていきたいと思うようになっています。

仙台市教育委員会 仙台市教育センター 齋藤 嘉則さん
2003年の2月から3月までの3週間、シドニー大学のTESOLコースを受講しました。指導主事を対象とした集中的な研修で、英語研修と英語教授法研修のふたつの部分から構成されていました。オーストラリアは英語のNon-Native-Speakersの英語習得にかかわる豊富な経験を踏まえた理論と実践的は教授方法に対する優れた知見があると事前に聞いていました。特に、英語教授法研修では講師の豊かな経験に基づく内容で、日本の英語教育、とりわけ中学校や高等学校の英語教室にも役立つものでした。この研修は2003年度から実施されている仙台市英語教員集中研修の研修企画に生かされています。

また、シドニーの街並みはとてもきれいで治安もよく、街行く人たちも親切でした。ホームステイ先のご主人とは夕食後毎晩のようにオーストラリアや日本の様々なことについて話が尽きず課題や翌日の予習をする時間が無くなるほどでした。研修そのものは受講している時は大変でしたが、今にして思えばもう一度あの環境のもとで研修を受けたい気持ちで一杯です。

TESOL修士号取得 持田 亮さん 
私は、大学院修学許可制度を利用して2002年から2003年12月までの約2年間、クイーンズランド大学の大学院でTESOLを修得しました。帰国後の今でも県立高校で教 壇に立っております。

私は留学する前、ありとあらゆる手段を使って色々な国のTESOLの大学院を調べ上げました。例えば、どの大学がどの分野に強く、どんな教授が指導しているかなどです。最終的に、オーストラリアの大学に決定した理由は、自分の留学する時期に大学側が入学を許可してくれたこと、オーストラリアにおける言語政策、アジアに近いという地理的条件と住み安さ、留学費用などでした。しかし、一番の決め手になったのは、オーストラリア大使館で行われた留学フェアに参加し、クイーンズランド大学の教授(後に自分の指導教官)と出会い直接お話ができたことでした。

大学院での2年間は、朝から夜中まで図書館でのリサーチやプレゼン等の準備で大変忙しかったのですが、興味のあることを探求する楽しさや学問を洞察的に捉えることなど、多くを学びました。優秀なスタッフとアジアを主とする熱心な学生(ほとんどが現役の教諭や講師、またはそれを目指す人々)に囲まれ、刺激的な毎日を送ることができました。

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留学体験談

武井紀子 (Ms Noriko Takei)
将来は、日本国内に在住する外国人コミュニティの言葉や教育の問題に取り組む活動に関わりたい 2008年度エンデバー研究フェローシップ受賞者/大阪大学 留学先: マッコーリー大学(Macquarie University) 専攻: Sociolinguistics (社会言語学) 留学 ...
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