斎藤恵利加 (Ms Erika Saito)
-2000年グリフィス大学留学体験記 斎藤恵利加さん
"環境先進国"オーストラリアで"エコツーリズム"を学ぶ
私がエコツーリズムと言う言葉を知ったのは、オーストラリアの大学の授業でした。そして、エコツーリズムを勉強していくうちに「これが私のやりたかったことだ!」と確信したのです。
大学の授業では「エコツアーの定義」から学びました。授業は実習が中心で学外実習では、数々の国立公園やエコリゾートなどに訪れます。教室での授業も教科書中心の授業ではなく、国立公園のレンジャーの方などが特別講師として講義をしてくれたりします。課題には学外実習の調査レポートなどがありますが、留学生は自分の国の自然や観光業についてオーストラリアと比較をしてレポートを書けるのでその点では有利だといえます。その他に、授業では発表、ロールプレイング、ガイド演習などがありました。ディベートやグループワークなどディスカッションの機会も多く、英語力は自然に身につきました。私が留学を通じて得たものは、第一に「行動力」、そして第二に「表現力」です。授業でも課題でも「まず行動し体験をする」そして「自分の考えを表現し相手に伝えること」が勉強していく上で重要なのです。
エコツーリズムの勉強における日本とオーストラリアの大きな違いは二つあります。一つには、日本ではエコツーリズムのフィールドが遠く(北海道や沖縄、小笠原など)、なかなか学外実習ができないこと。二つ目は、日本ではエコツーリズムに対する認識が薄く、需要が少ないため大学に専門学科が少ないことです。将来的には日本でもエコツーリズムの需要が伸びてくると思いますが、"エコツーリズム先進国オーストラリア"で習得した知識と、アルバイトやボランティアなどの経験があれば、日本でのキャリアにつながると思います。私は全6年間の留学生活で色々な経験をし、かけがえのない知識や技術を会得することができました。たとえ英語が不得意でも自信をもって積極的に行動して行けば有意義で充実した留学生活が過ごせると思います。まずは自分から一歩前に進んでみてください。