松山亜弥 (Ms Aya Matsuyama)

タスマニア大学 グラジュエートディプロマ(環境学)取得
チャールズダーウィン大学 博士課程(工学)在籍中

オーストラリア留学のきっかけは?
前職で原子力関係の仕事に携わりながら、技術者としての哲学は環境問題に大きく関わりがあるのではないかと考え、海外で環境哲学を学びたいと思いました。オーストラリアを留学先に選んだ理由の一つには、米国など他の英語圏と比較して物価が安かったことがあげられます。最終的にタスマニア大学に決めたきっかけは、当時参加した留学セミナーでタスマニア大学の留学生担当者と出会ったことでした。

環境学のグラジュエートディプロマコースではどのような勉強をされましたか?
コースの前半部分では、環境哲学を専攻し、宗教や哲学が、人間の、環境に対する考え方にどのように影響するかをテーマに研究を進めていましたが、もう少し実践的な研究をしたいと思い、後半は、学部長のアドバイスを受け、アリススプリングスで先住民の持つ、「水」に関する知恵をどのように水資源政策に活かすかというテーマで研究を行いました。

アリススプリングスではどの様な研究活動を行われたのですか?
教授の紹介で、アリススプリングスのCAT(Centre for Appropriate Technology) という機関に席をおき、そこの職員を通じて先住民コミュニティーを訪ね、現地調査を行いました。先住民からは水に関する物語、アボリジニー語の川や土地の名前、及び砂漠での水の管理法等について学びました。更に、アリススプリングスを管轄しているノーザンテリトリー準州の水源局の人にも様々なアドバイスを頂き、これがきっかけとなり、タスマニア大学卒業後も、引き続き水源局の職員として先住民コミュニティーで研究活動を続けることになりました。

現在はどの様な研究を行われていますか?
水源局での約4年間にわたる研究プロジェクトを終了し、現在はチャールズダーウィン大学工学部で心電図および脈波の研究を行っています。

大学院レベルでの研究は高度な英語力が求められますが、英語面でのアドバイスは何かありますか?
留学生はやはり英語力でハンデがありますので、弱点を克服するためには、まず大学で提供されている留学生のための学習サポートシステムをフルに活用しましょう。そこで、論文のチェックや学習方法のアドバイスなどを無料で受けることができます。また担当教授やコースコーディネーターにも遠慮せずに相談すれば、さらにヘルプをしてくれると思います。最後に「たくさん読む」ことです。できるだけ多くの文献を読みこなしていくうちに、自然と英語の思考回路が身についていきます。

最後にこれから留学する方々へのアドバイスをお願いします
まず出発前に、十分な情報収集を行うことが重要です。特に大学院レベルに留学される方は、希望する学部の担当教授とコンタクトをとり、自分の目指す研究が行えるかどうかをきちんと確認しましょう。また、卒業後の進路の幅を広げるためにも、頑張って良い成績を残した方が良いと思います。そして、与えられたチャンスを十二分にいかして、明るい未来を開いてください!

 

 

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